2月9日。
天気に恵まれて今日も晴天。
今日はam6時に起床。
昨夜入らなかったのでシャワーを浴びてam7:20にはホテルを後にしていざブロードウェイに!
日本とは根本的にシステムが違うので、当日の朝に劇場のチケット売り場に並んだ方が良い席があったりするので並びに。
今日の目標『メリーポピンズ』のやっているアムステルダム劇場へ。
行った時には誰もいなかったのだけど並ぶ場所が分からずうろうろしてたらお姉さん二人にこっちだよと教えられる。
一緒に並んでいる間に色々とお話をしました。 萌が。
私が聞き取れるはずがありません。早いんですもの。
am10:00に窓口が開くので待っている間は−3℃とかの中で立ち尽くすのみ。
あまりにも寒いので近くのスタバで何か買って来ようという事になるり私が一人でお買い物に。
だって、チケット売り場開いちゃったら交渉が出来ないので、何とかなりそうな方をやったんだい。
そうそう。
N.Yってホント馬鹿みたいにスタバとマックありますね。
その中の一つにテケテケ一人で行って、案の定日本と違うメニューに唸りながら解読して、レジの横にはメニューが無いので
指差して「これ!」ってやるわけにも行かず、拙い英語で列に並んでる時点で注文を取りに来たお兄さんに伝える。
その後、たぶんちっちゃい日本人だと思われた私に声をかけてきたお兄さん。
「日本人だろ?」
「いえす」
「俺日本人と中国人の区別つくんだよ!すごくね?」
「おー ぐれいとー」
「日本のどこ?東京?大阪?」
「……ちば」
「Waht?」
「ちば」
「…ちば?」
「Yes! ちば」
「……なに?」
「じゃぱにーず すてーと。とーきょーねくすと」
「A-HA! ちば!」
「Yes! ちば!」
「ちば!」
「ちば!」
よし! 変な日本語教えてきた!(変じゃないけど)
なんとかかんとか買い物を終わらせて戻るとまだ開いて無かったよ。良いやら悪いやら。
やっと開いた窓口で大人二枚を注文すると、いきなりバルコニー席(悪い席)を薦められる。アホか! と良い席をねだると
$110でH8とJ8と言う席を示される。
向こうって面白い事になぜかI席と奇数の座席が無いんですね。なので、要するに前後に別れるけどいいの? と言う事。
観ている時に話なんかしないので、それで良いよとお買い上げ。
pm8時開演なので、それまで観光をしようと言う事になりメイン通りにあるインフォメーションセンターへ。
インフォメーションセンターはチケットの安売り情報や、他観光案内を置いてたり聞くことが出来たりする場所。
土曜日にしか昼の公演がないブロードウェイ。インフォで見てもまだ良いのは無いので今から見に行くウィキットのチケット
次第にしようとウィキットに向かう。
ウィキットの劇場で聞いても良いのは出ておらず、明日の朝来ればな確実にいいのが来る、と言うので明日の朝はやはり
早起きして並ぶ事を決定。
42stから昨日決めていた観光をする為に地下鉄へ。
今日は乗り倒す予定なので、初日に買ったのと同じで1日フリーパス券を$7で買う。
電車に乗ってワールドトレードセンターのあるダウンタウン南部へ。
トレードセンター跡地、グランドゼロ。
そこはただの工事現場と化していましたが、ここに110階建てのビルがあったんだと、向こうのビルは見えないはずなんだと
そう思いながら眺める風景は、空の青さが残酷なほど美しく、なんとも言えない雰囲気でした。
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フェンス越しのグランドゼロ |
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テロ当時の写真や被害者の生前 の写真が並ぶ |
本来、中央のビルはトレードセンター の影になって見えないはずのもの。 |
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グランドゼロの向かいにある教会の セントポール教会。 テロ後しばらくは寄付の為のTシャツ や、行方不明者を探すポスター、写真 世界各国からの手紙等が周囲のフェ ンスに貼られてたそうだが、今は整然 とグランドゼロを見つめている。 |
グランドゼロからサウスストリートシーポートまで歩いて、そこにあるチケットの安売り屋を見てみる事に。
サウスストリートシーポートは名前の通り海沿いにある場所で、色々なお店が店舗を構える大きなショッピングモールの様な感じ。
海岸には船も停まっており、改めて島なんだなって事を思い出させる。
サウスストリートシーポート内のチケットで見ても、明日の良いチケットは無くて結局は明日の朝劇場に並ぶ事になる。
**チケット、とは当日分で売れ残ったチケットを50%や25%とディスカウントで売り出す場所の事です
ちゃんと公式の物で、ここも日本と根本的にチケットの売り方が違う所。日本じゃディスカウントは違法ですよ!**
ひとまず用事は済んだのでこのまま歩いてチャイナタウンへ。
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どかどかとチャイナタウンへまっしぐら。
観光客なんて絶対にいないよね!? って普通の通りを歩いていると、前方になにやら有名そうな橋が見えてくる。
「あ、空ちゃん。あれがブルックリン橋だよー」
「へ? あれ?」
「そう。有名だよねー」
「そうだねー。まさかただ通りかかるとは思わなかったけどねー」
感動の薄い反応をしつつ、一応写真を撮ってさらに徒歩。
歩いているうちに急に看板が英語から漢字に変わったのをみて、チャイナタウンに入った事を理解した。
チャイナタウンもBANANAFISHではショーターやシンのいる場所として何度と無く登場した場所。
もちろん彼らがいる様な場所には行けないものの、雰囲気を楽しんでガイドブックに乗っていた飲茶のお店へ。
ゴールデンユニコーンと言うお店を探していたら【黄金麒麟】の文字が。
麒麟に当てはまる英語が無かったからユニコーンにしといたらしいです。
席に通されるとメニューの一番前に飲茶の時間の料金が書いてありました。
細=$2 中=$2.5 特別=$2.95 大=$3.5 特大=$3.95
と言う料金形態で、なにも言わなくてもワゴンを押しているおばちゃんが席の横にやってきて、ワゴン内のシュウマイ等を
「これどーよ?」と見せてくれるので、こちらで食べたい物を選んで、後でまとめて払う形式です。
ので、まぁ、バイキングっぽい感じ。
ただ、自分達は動かなくてもワゴンが勝手にやってくると。そう言う仕組みです。
えび餃子とか、肉団子、湯葉で何か巻いてるやつ等は中か特別。 チマキだけ大でした。
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↑ ブルックリン大橋 |
↑ チャイナタウン |
お腹がいっぱいになった後はチャイナタウンを腹ごなし的にウロウロしつつ、地下鉄を探してイーストヴィレッジまで。
ダウンタウンの中でも南に位置するチャイナタウンから、ダウンタウンとミッドタウンの境目近くにあるイーストヴィレッジまで北上。
マンハッタンを南北に走っている大通り【アベニュー】は1〜12までありますが、その最西。1AVまでならまだ危険じゃない区域なので
行ってみようと。(イーストヴィレッジは治安が悪いですv ちなみに1AVより西には通りの名前はありませんが地区はありますよ)
テケテケ歩いているうちに、だんだんと生活観のあふれる道になってきます。
生活観の、あふれる…… と、言うか、ね?
「なぁ、これそろそろ危なくないか?」
「そーだねぇ。道の名前も知らないのばっかりだし」
「1本道間違えてないか?」
「北上してみようか……」
通り1本で道の名前が違うので、間違えるとえらい目にあいます。
案の定1本間違えていて、私達は危険区域に足を踏み入れておりました…・・・ あっぶねー。
「今、観光客だと、ばれないようにしないとね!」
「そうだね!」
とギクシャクしながら安全圏に戻って、その辺の街並みを撮影。
スタバで暖を取ってから地下鉄でグランドセントラルターミナルへ向かいました。
イーストヴィレッジの中の街並み 治安が良くないという割には結構綺麗な感じで 左の写真の様に可愛い服屋さんとかもありました。 |
44st-ParkAv(3Avと5Avの中間)にあるグランドセントラルターミナルから、42st-6Avにある市立図書館へ徒歩。
昨日の夜も通りかかりましたが、ちゃんと来ました。
BANANAFISHファンの聖地と言っても言い場所でしょう。
ほんと、行くまでの道のりを写真に収めつつ、ここを英二とアッシュが並んで歩いてたんだなぁと…・・・
図書館に行く途中にあったワゴンのホットドック屋さんやベーグル屋さん、雑誌等を売ってるキヨスクみたいなお店を見かけては、漫画の中で図書館で調べ物をしているアッシュに英二が暇だと訴えて「これやるからマンガでも買ってくればお兄ちゃん?」と言われてたのを思い出し、英二が買いに来たのはこのワゴンかなぁーとか。
中に入れるかなぁ? と思っていたのですが(市民じゃないから)観光ツアーなどもあるようで、あっさり入れました。
もちろん警備は厳重。 館内での写真撮影は禁止を言う事で外観しか写真には収められませんでした。
入り口でカバンの中身チェックを受けつつ、館内へ。
3Fまでに別れていて、1Fは歴史書の部屋、とか地図の部屋、とか小部屋に分かれている感じです。
2Fも同じで各専門書の小部屋に。
机にはPCが備え付けてあって、誰でも使って良いようになっているし、PCのない机でもコンセントが設置されていて、ノートPCを持参で調べたり、レポートの製作をして良い様になってました。
BANANAの時代にこれがあったら、アッシュが調べ物してる横で英二はずーとネットサーフでもしてたのかしらと。
そして、3F。
壁一面の本と、素晴らしい天井画と、並ぶ机。
本棚の装飾や、天井画の細かい細工。置いてある机と椅子も日本の物とは違って歴史ある図書館の名に相応しく重厚な物。
その光景をみて、本当に涙ぐんだ馬鹿ですすいません。
アッシュが最後を迎えた場所。
そう思いながら、利用している人の邪魔にならないように少し歩いて、机の一角に座らせて貰いました。
その場で観光ガイドを広げて次に行く場所への道の確認。この後はSOHO地区に行く予定です。
名残惜しい気もしますが、同行者の萌はBANANAFISH読者ではないので、あまりつき合わせるのも申し訳ない。
1Fに戻って、図書館売店で3Fの絵葉書があったのでそれを自分用とお土産に買い込みました。
右端に見えるのが図書館。 この道が42st |
右の建物が図書館。図書館の前を通っている道が5av |
この道をまっすぐ行くとタイムズスクエアの方面に。 |
図書館の全容。 意外に縦が小さいので3階まである様に見えない。 天井がちょっと低め。 |
![]() 入り口前のライオン。 BANANAFISHでも描かれてますね。 |
正面入り口。 今は警戒の為に中央の入口だけ開いてるようです。 |
入り口は回転ドア。 ここを通るとロープなどで通路が出来ていて、荷物検査をする場所に誘導されます。 |
地下鉄で移動してSOHO地区へ。
行こうとして1日フリーパスを無くしている事に気が付く…… まぁいいか。地下鉄$2だし。
SOHO地区は南下してチャイナタウンとイーストヴィレッジの間くらい。
イーストヴィレッジからSOHOに来て、市立図書館行けばよかったんじゃ? と思うでしょうが、そうすると夕方になってしまうので
図書館の写真が取れないから萌が気を使ってくれた様です。ありがとう!!
SOHOはかつては倉庫街ですが工業産業が衰えた後、アーティストが多く住むようになって現在の芸術の街となったそうな。
色々と可愛いお店が並んでいるのですが、その中で最近日本でもお店がちらほら出てきた【アヴェダ】と言う化粧品のお店へ。
萌がここのハンドクリームを買いたいと言う事で行ってきたのですが、他にも化粧水やらを買い込んでました。
日本のものよりやはりお安いですねー。
お店に入ると犬を連れた人が買い物に来て、普通に店内に入っていたので良いんだぁー、と思いつつ犬を撫でに走る私。
チョコの専門店なども色々あるので、帰国したらバレンタインデーだしと思ってチョコを見てみるも、1粒$6とか。
アホみたいに高いのでやめました。でも可愛かったな。
![]() SOHOの街並み。 もう夕方になってたのですが、逆に綺麗だったです。 |
![]() 見つけた! こっちではカタカナなんですね(笑) |
SOHOから地下鉄でブロードウェイまで戻って、コンビニで本日分の水等を買い、お土産類も一度ホテルに置いたら劇場へ!
本日見るのは朝取った【メリーポピンズ】です。
メリーポピンズはまだ始まったばかりのミュージカルで人気も上々。
ディズニー作品なだけに子供も多くて賑わっていました。
こちらは舞台の本場。とは言え、この2日間で感じたのですがほんとにアメリカの人って大雑把。
なので、舞台を観る時のマナーは決して良いとは言えませんでした。
劇場内で買ったものだったら客席まで飲食物持込OKだし、もちろん飲食もOK。
写真撮影はNGなのですが、そんなものを守っている人は殆どおらず、フラッシュがたかれても座席を案内するので手一杯なのかスタッフはそこらへんスルーです。
かと言って「じゃあ私も」と写真を撮る事は私の矜持が許しませんので撮りませんでしたよ。
アムステルダム劇場は歴史ある劇場。
作りも重厚だし、柱一つにしても彫刻や細工が素晴らしいのです。
二階にはBOX席もある三回建て。と言うか、客席が3階まであるです。
メリーポピンズは映画の方で内容を知っているので、何とかなるかなと思いつつも芝居部分になるとやっぱり辛い。
映画のまま出来ないシーンや、細かい部分を多少改造しているので
「あれ?映画にこんなシーンあったっけ?」
とかもありました。
一幕までを観終わって、休憩時間。萌との会話第一声。
「これ、日本でやって欲しくないねv」
「つか無理だねv」
「ワールドツアーなら大歓迎だけどね!」
「間違っても東●とか○季とかが上演権を買わないように祈ろうね!」
「そうだねー、●宝とか四○だと確実にキャストが可笑しな事になるよねー」
「可笑しなって言うか、やれる人がいないよ」
とまぁ、そんな舞台でした(もっとちゃんとレポれ)
役者さんのレベルの高さももちろんの事ですが、舞台機構が不思議で仕方ない芝居でした。
映画を観ている人は分かると思いますが、ポピンズ先生のカバンから帽子掛けとか、色々とありえない物が出て来る場面もあるし、人形を小さな人形の家に放り込むと「出して〜」と言う声と共に人形の家から人の手が。
男の子が開けてあげるとそこから人(人形)が飛び出してくる、とか。
え? さっき人形放り込んだ時普通におもちゃの家だったよね? 棚とかあったよね? どっから出てきたの!?
みたいな。 手品でしたよ普通に。
ポピンズ先生と言えば傘で空を飛ぶ、ですよね。
もちろんワイヤーフライングなのですが、その時の自然さや、姿勢を保っている役者さんの技量も素晴らしい。
煙突掃除屋さんのバートも三枚目のキャラクターですが、本当に格好よかった!
歌も歌えて芝居も出来る、上にダンスもレベルが高くてタップも出来る。
そんな役者は日本にはいません。(堺さんの若い頃なら良かったかなぁとか思いましたが)
バートは後半の見せ場で宙吊りになったままタップをするシーンがあります。
要は劇場の床から壁、天井、壁、床と重力無視の移動をするんですね。
その時にずっとタップしてるんです。
宙刷りだけでもしんどいのに更に歌いながらタップ。本当に素晴らしかったです。
EDでポピンズ先生が空を飛んで去ってゆく時には、なんと客席上空を飛ぶのです!
ちょうど私達の席の上を通っていったのですが、それまでそこにはワイヤーなんか無かったんですよ。
そして終わってから見てもワイヤーはない。
…・・・どうやって飛んでたの!?
ほんと、不思議な舞台でした。
パンフレットを$20で購入し、母親がメリーポピンズ大好きなのでお土産にピンズとポピンズ先生のカバン型がま口を購入。
日本語で理解したいと思う気持ちもありますが、やっぱり日本でやって欲しくないね! と言いながらホテルに帰りました。
夕飯はホテルの隣にあったレストランに入ってみる事に。
タイ料理屋さんでした。
お店は空いてて、結構待たずに料理が出てきたので良かったですの。
ココナッツスープが美味しかったのですの。
二人で$31だったのですが、こちらってチップを料金の他に置いて行くのが普通なんですよ。
だからテーブル係りが決まってるんですね。
んで、チップってTAX(税)の倍額が相場。気に入った人ならもう少し上乗せ。気に入らなかったら低く、と言う感じ。
なので、時給的には安くてもチップで賄えるのでサービスに頑張るそうなのですね。だからテーブルサービスのお店では店員さんが良い人多いのだなぁと思いました。
が、ね(笑) このタイ料理屋さん。合計金額の中にもうチップが入ってまして
「あ、この店チップ込みになってる」
「え、まじで?」
「うん。しかも高い。あんまりサービス良くないのに」
「まぁ、良いとは言えないよね」
「いいや、空ちゃん$13でいいよ」
「へ? でも私スープ余計に頼んでるし、良いの?」
「うん。いいよ」
と萌が言うのでお任せして、会計を領収書の下に置いて店を出ました。
「で? 結局どうしたの?」
「ん? 合計金額より少なく置いてきたよ」
「・・・いいの?」
「料理分のお金+TAX+TAXと同額は置いてきたよ」
「つまり、チップ相場の半分と?」
「だってチップだけでTAXの3倍額書いてあったんだもん。そんなに上げるほどのサービスはされてないじゃない」
「うん、確かにね・・・・・・」
萌は大人しいと思っていると結構痛い目を合うのです。(私が)
別に店の人に怒られたりとかはしないんですけどね。少なくても。
(でも萌は前に1人でN.Yに来た時にチップが少ないと店員に怒鳴られ、お前のサービスに満足してないから当たり前だ! と大喧嘩をしたそうな)
(しかもかの有名なグランドセントラルターミナル内のオイスターバーで)
(そこもBANANAに出てきた場所ですねーv)
お腹を満たしてホテルへ。
明日の予定などを決めて、シャワーを浴びて、結局am2:30頃に就寝。
明日はウィキットのチケット取りに並ぶのです!